私たちは、体調を崩したときや心がつらいとき、どうしても「症状」や「病気そのもの」に意識が向きがちです。
もちろんそれ自体は自然なことですし、必要なことでもあります。
でも、少しだけ視点を変えてみませんか?
実は、病気を治す力を本当に持っているのは、「あなた自身」です。
そしてその力は、今もあなたの中で静かに、しっかりと働いている「健康な部分」から湧いてくるのです。
◾️ 症状ばかりにとらわれないこと
「良くならない」「まだ治らない」
そんな気持ちに支配されてしまうとき、
私たちはつい、“病気である自分”ばかりを見てしまいます。
でも、私たちの身体や心は、
いつでも全部が病気になっているわけではありません。
眠れていること、食べられていること、
誰かと笑えたこと、好きな音楽にホッとしたこと…
そうした“まだ元気に働いている部分”にも、ちゃんと目を向けてあげてください。
◾️ 小さな行動が「治るスイッチ」に
人は、自分の中の健康な部分を意識し、
いたわり、認めてあげることで、
自然と「回復に向かう力」が引き出されていきます。
たとえ小さな一歩でもいいのです。
・今日は朝起きられた
・外の空気を吸ってみた
・好きな飲み物をゆっくり飲んだ
そんな何気ない行動が、
治るためのスイッチをそっと押してくれることがあります。
◾️ 最後に
あなたの中には、まだまだたくさんの“元気”が残っています。
その部分を信じてあげることから、回復の道は始まります。
どうか、症状にだけとらわれず、
“あなたの健康な部分”に優しく目を向けてみてくださいね。











