こんにちは。
今回は「パニック障害」について、私の診療からの経験や考えを踏まえてお話ししたいと思います。
(以下当院instagram https://www.instagram.com/sephirothclinic/ に掲載しているパニック障害に関連する投稿をまとめたものです。)
パニック障害と息苦しさの背景
パニック障害では、自覚のありなしに関わらず、多くのケースで息苦しさに行き当たります。
息苦しさには、いくつかの側面があります。身体的な要因としては、貧血や喘息、呼吸が浅くなることなどが挙げられます。心理的な要因では、完璧主義や生い立ちからくる生きづらさ、そして環境的な要因としては、仕事のストレスや逃げ場のなさなどが関係しています。
セフィロトクリニックの取り組み
本やネット上にはパニック障害に関して、多くの情報があふれていますが、必ずしも自分に合った情報とは限りません。セフィロトクリニックでは、患者さんとお話ししながら、何が起きているのかを把握し、その上で、心理(気持ち)、無意識、栄養、薬、身体、習慣など様々な面から治療的なアプローチをしています。
パニック障害は、突然降りかかる災いでも、不治の病でもありません。多くの場合、不安になってしまう理由や背景が存在します。その理由や背景を理解し、ひとつずつ解決、もしくは修正していくことで、以前よりものびのびと自由な自分を楽しめるようになっていきます。
ここでは、パニック障害でお悩みの方に参考になりそうなことをお伝えできればと思います。
パニック障害の方によく見られる傾向とヒント
- 「何かのため」に頑張りすぎる
家族や会社、自分の未来、病気を治すためなど、「何かのため」に頑張りすぎていませんか?本当に「頑張るしかない」のでしょうか。今の自分が苦しすぎることに気づいたら、「頑張る」ことについて少し考えてみてください。
- 旅行が好き
旅行やお出かけが好きな方が多い印象です。電車や飛行機に乗れないのはつらいですが、本来は好奇心旺盛な冒険家タイプの方が多いと感じます。本来の自分はいなくなったわけではありません。
- 完璧主義
「きっちりしないと気が済まない」「もっと完璧にしないとダメ」と思いがちな方も多いです。120%全力というストイックな姿勢は素晴らしいですが、人間には息をするスペースも必要です。
- 頭が熱い・頭に冷却シート
いつも頭をフル回転させていませんか?もっと良い情報がないか、この先何が起こるのかと考えすぎて、頭がオーバーヒートしてしまうことも。今ある自分の身体のことも少し感じてみてください。
- 実は気が強い
周囲に気を遣い、不安になりやすく繊細な一方で、「こうと決めたら絶対こう!」という強さも持っています。その強さがパニックの方向に影響していることもあるので、「強さの使い方」に気をつけましょう。
- ネットや本で調べすぎる
みなさん勉強熱心で、ネットや本でいろいろ調べます。そして、良いことも悪いことも信じてしまいがちです。しかし、ネットには「あなたのこと」は書いてありません。調べて不安になるよりも、自分自身を理解していくことが近道です。
まとめ
パニック障害がなかなか良くならずにお悩みの方は、ぜひ自分の傾向や考え方を見直してみてください。自分に合ったヒントを見つけて、少しでも楽になれるきっかけになれば幸いです。











